しかし、人が急激(きゅうげき)に増加(ぞうか)したことにより、食べ物の消費(しょうひ)が多くなったり、外国(がいこく)に農作物を輸出(ゆしゅつ)するために栽培(さいばい)を行ったりなどで、次から次へと熱帯林が切り倒(たお)されていき、森林の回復(かいふく)待たずに、大きな規模(きぼ)による計画性(けいかくせい)のまったくない焼畑が行われ続けました。また、もっと多く輸出するために、農作物を栽培(さいばい)するという儲(もう)けを第一(だいいち)に考えた人たちも多くなりました。
このように、無計画(むけいかく)に焼畑が繰(く)り返(かえ)されてきたことで、土の養分のなくなった土地には植物(しょくぶつ)が全然(ぜんぜん)育(そだ)たない、荒地(あれち)になってしまったのです。