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不衛生だが安くてそこそこ食べられる、これは私がタイに行く前に想像していたタイ料理の印象であった。日本にあるタイ料理のお店は美味しいところが多いが、日本風にアレンジされているため日本人の口に合うだけであって、本場は屋台料理がメインだからそんなもんであろうと踏んでいたのだ。
しかし、私が出会ったイサーン地方の料理は、想像を超えたものであった。独特のナンプラーの香り、食べるとすぐに汗が噴き出してくるプリックやタイプリックの辛さ。そして、多くの食材とその料理の数々。私は、およそ一ヶ月タイで過ごしたのだが、その間一度だってタイ料理に飽きることはなかった。その魅力は、都会ではなく地方の村などに多く存在していた。イサーン地方の小さな村の中。彼らは、私には信じられないくらいの知識を持っていた。単純な料理にみえて実は奥が深い。食材の組み合わせで医術までも補っていた。その食材は村の山の中や家庭菜園などからとっていた。そこでは、食と生活が結びついていた。 食で飢えることのない日本に住んでいる自分という存在。交通網や冷凍・冷蔵技術の発達により、世界中の食材や料理を食べることができる。そして、何時でもコンビニエンスストアやファーストフード店に行けば食事をすることができる。その反面、その食材が安全であるのか、またどこからきているのかなどわからないことが多い。食と生活が結びついていないだからこそ、タイの食文化に私は興味を持った。いったいどのようにしてその食文化は形成されていったのか。また、現在はどのような状況なのか。本論では、タイ国の食文化の歴史を辿り、現在を見つめ本当の食の在り方、豊かさとは何かを探っていく。
by lohasukenzai
| 2013-07-19 15:14
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